正法と創世記 1 八起正法先生編 |
高橋信次師と園頭広周師に学ぶ 「正法と創世記」 −エデンの園、アトランテイス大陸、ピラミッドの謎− 「 神 」 神とは大宇宙を支配する大意識そのものである。 太陽も人間も素粒子も、すべてこの大意識の経綸のなかで生かされ生きている。 「大宇宙の誕生」 この大宇宙は神によってつくられた。大宇宙が発生する以前の大宇宙は光明という神の意識だけがそこにあった。 「あの世とこの世がつくられた」 意識の働く宇宙(あの世)と物質界の宇宙(この世)の二つの世界を神は創造した。 何千億年前か何兆年前かわからないが、ず−っと過去の最も調和された或る星に、人間が生まれる目的のための生活環境が永い年月をかけて整備されていた。 人間にとって必要なものすべてが。つまり、食糧も微生物も、共生する全ての生命体が人間の誕生を首を長くして待っていた。すべてのものが整った後に人間が誕生することになった。 「 数字の日本的よみ方 「ひ、ふ、み、よ、い、む、な、や、こ、と」は、天地創造から人類誕生までの順番である。」 一 、ヒ 霊 、宇宙のはじめには光明という神の意識だけがあった 二 、フ 風 、空気ができた 三 、ミ 水 、地球は水で覆われていた 四 、ヨ 世 、海面上に陸地が隆起し、地上が出来た 五 、イ 生命の出現。微生物や植物、藺または葦草の誕生発生 六 、ム 虫類や小動物の発生 七 、ナ 魚類や海に棲む動物の発生と誕生。魚を「ナ」と言う 八 、ヤ 鳥類の発生。鳥が矢のように飛ぶことを形容して「ヤ」という 九 、コ 大動物、獣類の発生。日本では昔から、牛の尻を叩いたり鼻つらをとってひく時に「 ココ、ココ 」と言った。「 コ 」とは獣類のこと。 十 、ト 人類の誕生、天孫隆臨。人をヒト(霊止)という。 宇宙最始源の神の霊がトと止まって、止りとどまって現れたということ。これを天孫隆臨という。 |
正法と創世記 2 八起正法先生編 |
現代の日本には漢字あり、平仮名あり、カタカナあり和洋の数字と多彩だが、英語を例にとっても大文字、小文字、はな文字、数字に過ぎない。 日本読みの「ひとつ、ふたつ、みっつ、、、、、、、」が天地創造から人類誕生までの順番だった。その中でも最後の「十 」の 「 ト 」に人類が誕生した。 すべてが準備されたあとに、神の子人間がこの地上界で生活をはじめたというのである。(園頭広周師の記述要約 ) 「人間の誕生−それは忽然と物質化された」 人間は、神の意識から別れ、神の意思を受け継ぐ万物の霊長として産ぶ声をあげた。人間の誕生は、意識界いう実在の宇宙(あの世)に、まず姿を現した。 そうして、神の意思である調和をめざす神の子として、物質界(この世)に誕生した。この世の最初の人間は地上の眼でみるならば、大地の一隈に、忽然と物質化されたといえるだろう。 動物も植物も鉱物もこのようにして大地に姿を現わした。 「人間はあの世とこの世を輪廻する。」 あらゆる生命物質は、実在界・意識界(あの世)と現象界・地上界(この世)を循環することになった。 「小宇宙としての人間」 「神」の体である大宇宙に対して、「神の子」・人間を小宇宙と呼ぶ。人間の肉体細胞は六十兆個、大宇宙の六十兆個と言われる星ぼしとの関係は不思議である。 「大宇宙と小宇宙との関わり」 大宇宙から見れば、極徴の一点にすぎない太陽系を見た時、太陽を中心に九つの惑星が循環している。 高橋信次師は、昭和五十一年五月の講演で「やがて十惑星の事実を知るでしょう」と予告をしたが、昭和六十二年七月にはアメリカのNASA(米航空宇宙局)が「太陽系に十番目の惑星が存在する可能性は否定できない」と発表した。 どうも十惑星が真実のようである。高橋信次師は、意識によって宇宙の果てまで見通す能力を持っていたのである。「十惑星の新事実」は、高橋師が「地球には月以外のもうひとつの衛星が飛んでいる」と言った言葉と共に注目に値する。 地球は大宇宙の中のひとつの構成員にすぎない。地球に住む人間は、またその中の極微な一員である。だが、人間の心(意識)は神の子として宇宙大の広さを持ち、人間は宇宙と一体という神性、仏性を生まれながらに持っている。 |
正法と創世記 3 八起正法先生編 |
そこでウエブ・マスター(八起正法先生)は、考えた。 大宇宙の中の、ほんの極微の一点にすぎない太陽系を見たとき、太陽系を中心とした十惑星の事実が、小宇宙である人間のからだのシステム系と一致することに着目した。 まず、神のからだである大宇宙の六十兆個の星々の一系みだれぬ整然とした運動、例えば太陽と地球、地球と月の自転公転から割り出した時間は十万年に一秒の誤差しかないという事実。 この超事実は、まさしく神の意志、神の意識のたまもの以外の何ものでもない。そして、肉体細胞の整然としたコントロ−ルは、人間の心(意識)の働きに外ならないのだ。 太陽系を例にとれば、太陽を中心として十の惑星が理路整然と統制され、太陽は我々に熱、光りを無償で与え、生きる力を与えてくれる。 これと同じように、人間のからだの中で心臓は、太陽と同じ存在であり、中心となる。心臓から出された血液は身体のすみずみまで酸素やエネルギ−をあたえ、循環してまた帰ってくる。 太陽系は太陽を中心として、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星と未発見の星を含めて十惑星があって、人間は心臓を中心に十系統の器官がある。 どうして、これを述べるのかと言えば、現代医学の分類とは異なるが、十惑星と身体の十システムがピッタリ一致することを説明したかったからである。高橋師や園頭両師が教える「正法」は自然をお手本にするというもので、人間の体の機能を考えた時、現代の九惑星のままでは説明がつかないのに、十惑星ではキチンと整理できる。 「 太 陽 系 」 中心は太陽 一 、水星 二 、金星 三 、地球 四 、火星 五 、木星 六 、土星 七 、天王星 八 、海王星 九 、冥王星 十 、未発見の惑星 |
正法と創世記 4 八起正法先生編 |
「人間のからだ」 中心は心臓、血管−血流系 一 、消化・排泄系 口 食道 胃 腸 肛門 二 、呼吸系 鼻 気管 肺 三 、通信伝達系 脳 脊髄 神経 四 、排水系 腎 膀胱 泌尿器 五 、生殖系 生殖器 六 、化学処理系 肝臓 胆嚢 脾臓 膵臓 七 、視覚系 眼 八 、聴覚系 耳 九 、骨格系 頭蓋 骨 十 、表皮系 筋肉 外皮 ツメ 髪 高橋信次師の「 ことば 」を要約しよう。 「人間を称して、小宇宙といいます。 なぜ、小宇宙かといえば、人間そのものは大宇宙とつながっており、大宇宙の縮図であるからです。 まず人体についてみますと、人体は、約六十兆からの細胞からなりたっています。 そうして、心臓、肝臓、などの諸器官は、それぞれ特有な細胞集団によって形成されています。 特有な細胞とは心臓が肝臓になったり、肝臓が心臓となることは出来ないためです。地球は地球であり、火星は火星としての特質を持って、太陽系に依存しているのと同じです。 そうして、各諸器官が、よく調和統一されることによって、人間それ自身の生活を可能にしているのです。 ですから、各器官一つでも欠けたり、痛めば、人間の五体は、全体的に、その機能を弱めることになります。 しかし、人間の五体は、血液の万遍ない循環によって保たれています。心臓から出された新しい血液は、体のすみずみまでゆきわたり、各諸器官を動かし、再び心臓に還ってきます。 そうして又、心臓から排出されてゆきます。太陽の周囲を、惑星が、円を画きながら、まわっています。循環の法則にしたがって、まわっています。 そうしてその法則を続けることによって、各惑星そのものは、惑星としての役目を果たし、太陽系を形成しています。 太陽系を人体にみたてると、実に、よく似ていることが分かります。 地球や火星の円運動が可能なのも、太陽があるからであり、太陽の熱光がなければ、こうした円運動、生命の躍動は停止してしまうでしよう。 人体各部の諸器官が、その機能を果たせるのも、かわりない心臓の働き、血液の循環によってであり、心臓が停止すれば各諸器官も、その機能を停めてしまいます。 しかし、人間の心そのものは、宇宙の意識につながっていますから太陽系よりも大きく、大宇宙に広がっていることを忘れてはなりません。 何れにしましても、太陽系にしろ、人体にしろ、その機能を調和させているものは何かといえば、大宇宙を支配しているところの意識、エネルギ−であり、人間にあっては、生命エネルギ−であります。 その生命エネルギ−は、大宇宙意識に通じており、神の子、仏の子といわれる所以も、ここからくるのであります。そうして、その生命エネルギ−、意識の中心が、心であります。 その心が、人体各部を調和統一させ、五体を維持させています。血液の流れも、胃腸の働きも、すべて、人間の意識、生命エネルギ−である心が指令していることを忘れてはなりません。 ですから、人間が感情的になったり、怒ったり、悲観したりしますと、体のどこかに支障をきたします。 胃腸などはとりわけ敏感ですから、その働きを弱めることになります。”病は気から”とは、この辺の事情、人間の心の在り方を伝えたものです。 生命エネルギ−の補給は、夜の睡眠であります。肉体ロスの補充は、動物、植物、鉱物のエネルギ−からとります。 このように、人間の五体は正法に適った循環の法則に従って維持されていることが分かります。 それ故、その法則にそった生き方をしておれば、健康は維持され、神仏の恵みも、自然のうちにうけられることになります。」 |
正法と創世記 5 八起正法先生編 |
これより、人間と宇宙との関係について、これまでに科学的に明らかにされていることを列記してみたい。 ● 肉体的人間と宇宙とのかかわり● 一 、女性の排卵周期とのかかわり 女性の排卵の周期は、太陽系の太陽、地球、月の自転公転の輪廻 、循環と同様に、月の周期と同じ約二十八日に一回排卵日が循環してくる。 それは、女性の体温差によって排卵日を確認することも出来るが、精子の場合は卵子の周期性と異なり、自由に調和されて時間の影響を受けることはない。 女性の生理は「月のもの」「月経」と言われ、月齢や潮の干満と関係が深いと言われる理由である。 この女性の生理は、二十八日に一回の排卵が行われ、精子との調和、合体がなされて妊娠、または受胎と言うが、生理(メンス)は、合体が行われなかったために、受胎準備の解除の証として起こる。 医学的デ−タ−では生理の始まるのは新月か、満月の日に多いと言われるが、排卵はその前に行われることになる。 月に一回の排卵された貴重な一個の卵子に対して、精子の周期性にはないと言われるものの「その日」に合わせ欲情するように神様はおつくりになっているはずだ。 それが、人間は、満潮、干潮に合わせて欲情しているのだという説の根拠にもなるのである。 一 、人間の「死」とのかかわり 人間はこれまでの経験のなかから、人間が死ぬときは、たいてい海が干潮のときだということを知っている。或る作家のお母さんが亡くなる時、死に近づく息づかいを克明に観察、記録したところ、息を引きとられたのが干潮のクライマックスであったという。ウエブ・マスター(八起正法先生)の父の死も、最後の心臓の鼓動が干潮のその時であった。 一 、海水と血液 血液は海水とよく似ている。海は生命の母といわれる。「母」とは生命を生む者のことを言った。 医者が、病人に対して生理食塩水を注射して元気を回復させる時代もあった。昔は戦争で負傷した人への緊急医療として、海水を注射した例もあるが、この自然の浄化水である海水が血液に似ているとは不思議である。 一 、満潮と出血 ある有名なドイツの外科医は手術の時に、海が満潮になると、決って患者の出血が多かったという報告で知られる。 |
正法と創世記A に続く
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【2012年5月6日】更新